たな田を守ろう
たな田が減(へ)っている
みんなは、たな田って知っていますか?
たな田というのは山の斜面(しゃめん)を耕(たがや)してつくった段々(だんだん)になっている田んぼのことです。昔むかしの古代から、たな田はつくられていましたが、江戸時代にたくさんつくられるようになりました。小さな田んぼがたくさんあるようすから「千枚田(せんまいだ)」などとよぶところもあります。
最近、そのたな田の数がどんどん減っています。たな田でおコメづくりをする農家の数も減(へ)ってきています。たな田はひとつひとつが小さくて、形もバラバラなので機械が使えないからです。機械を使わないと重労働だし、おコメがたくさんとれません。
機械を使わない手作業のおコメづくりは、お年よりには大変なので若い人にがんばってもらわなければならないのですが、若い人はどんどん山をおりていきました。農家をつぐ人が少ないので、おコメづくりをあきらめてしまうウチが多いのです。
たな田は水をためるダムのようなもの
たな田はおコメをつくるだけではなくて、森や川から流れてくる雨水を受けとめるダムになって、山くずれ、土砂くずれを防いでいます。たな田が受け止めた雨水はゆっくり地面の奥深くしみこんで地下水になって川に流れます。こうして下流では洪水がおきることもなく、豊かな水を使うことができるのです。
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